十科事典という取り組み

以前から、個人的に「十科事典」というものを作っている。詳細は下記noteにも書いた。

徐々にnoteから撤退しつつあることも踏まえて、この記事では十科事典という取り組みについて、改めて解説してみようと思う。

十科事典とは何ぞや

「百科事典」は皆さんご存知だと思う。有名どころだとブリタニカや世界大百科事典、児童向けのポプラディアなど。この世の森羅万象についてまとめることを目的とした書物のことを指す。

私としては、それに似たものを自分で作ってみたかった。とは言っても、当然ながら私はあらゆる事柄に精通しているわけではないし、仮に精通していたとしても私ひとりで三十数巻もあるような大著を著せるわけがないので、最初から規模感や内容については割り切って考えていた。その結果行き着いたのが、「自分が興味を持った事柄について調べ、A4用紙の両面程度に収まるようまとめる」という手法だった。

制作手順

データの制作にはWordを用いる。このために書式をテンプレート化し、体裁を統一した。基本的にはウィキペディアのような体裁を用いている。じゃあウィキペディアを印刷すりゃ良いじゃんと思われそうだが、そういう話ではない。自分で調べてまとめ上げることに意義がある。

肝心の記事については、できれば書籍に載っている、それも複数の著者が言及している内容を元にするのが望ましい。ただ、書籍では得られない情報もあるにはあるので、様々な団体のホームページやPDFなどからも情報を渉猟していく必要がある。

そしてここが重要なのだが、十科事典は見出し語が何であるかにこだわらない。一般的な百科事典のように何かの名前だけを記事名にするだけではなく、「使わない言葉を決める」とか「索引の自作」のように、単語では表せない細かな事柄についても、まとめたいと思えばまとめて良い、ということにしている。別に誰かに見せるわけでもなく、自分が調べたいと思ったことを自分で調べて書くだけのものなので、身勝手、自己流、マイルールで何ら問題ないのである。

情報が集まったら、その事柄の概要や歴史などを簡潔にまとめ、最後に出典・参考資料を明記して(これが最も重要)完成となる。これを印刷し、穴を開けてファイリングしていくことで、着実に厚みを増していくのである。こんなに気分の良いことはなかなかない。強いられた勉強ではなく(特に強いられたことも無いが)自発的に始めたものだからこそ、積み重なっていく様に興奮を覚える。

この記事の公開時点での進捗

十科事典を作るのは楽しいが、根気のいる作業ではあるし、何しろ私自身の体調があまりにも安定しなさすぎるため、活動は決して順調には進んでいない。前述のnoteを公開したのが2025年の4月30日なので、そろそろ1年が経つのだが、今のところ記事数は20にも満たない。一応10は超えているので、「十科事典」の名前に嘘は無いのだが、百科事典だって100本あれば完成というわけではない。あくまでも「無数の」という意味の「百科」であって、「量も質もそこまでは出来ずとも、心意気だけは百科事典のようでありたい」という意味で名付けた「十科事典」なので、キリの良い数字に辿り着いたから満足、ということは基本的にないのである。終わりのない活動を始めてしまったわけだ。

ただ、そんなのは分かりきっていたことでもある。私自身あらゆることに興味が尽きないタイプの人間なので、やろうと思えばいつまでも記事の増産に取り組むだろう。体調面さえ除けば決して苦にはならない。今後もゆるく、長く続けていき、進捗は時折何らかの形で公開していこうと思っている。

管理者

浅黄椋(あさぎ・くら)さんが描いたシュヴァルツのイラスト。

シュヴァルツ (Schwarz)

2003年生まれ。
大喜利、ラグビー観戦、読書、クイズ、ドラム演奏などを趣味とする。

2019年のラグビーW杯・日本vsサモアをきっかけにラグビーにドハマリ。贔屓のチームはNECグリーンロケッツ東葛、一番の推しプレイヤーはレメキロマノラヴァ選手。

アイコンは浅黄椋さん (@asgkr_) からいただきました。

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